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『無言歌~音楽は語る~』終演 250511

  • 執筆者の写真: Kanon Kobayashi/ 小林香音
    Kanon Kobayashi/ 小林香音
  • 1月2日
  • 読了時間: 3分

更新日:1月4日



メンデルスゾーン『無言歌集』曲目解説はこちらから!

ライブ録音(抜粋)はこちらから!


「歌」を楽器で奏でることをテーマとした、バイオリン・チェロ・ピアノによる室内楽コンサートを企画/開催し、

関係者席も開放しつつの満席のお客様にご来場いただき、無事に終演いたしました。

ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。


演奏した3人は、芸術と科学の融合を探究する団体「Arts Meet Science(AMS)」のメンバーとして、これまで活動してきました。芸術と科学、音楽と哲学の交差点をテーマに、数多くの対話と議論を重ねてきた経験が、今回の演奏会の土台となっています。


また、演奏会のフライヤーは、AMSを通じて出会ったアーティスト「たかすぎるな。」さんが、演奏曲や企画の趣旨からインスピレーションを受けて制作してくださいました。

さらに、無言歌集の2曲に合わせて作品を制作してくださり、アート作品と音楽のコラボレーションが実現しました。当日は作品の展示・販売も行われ、多くの方に楽しんでいただきました。


今回の演奏会でとりあげた作曲家メンデルスゾーンが遺したのは「人間の内なる胸中で感じ、経験されたこと、心の奥底から発せられた」音楽(詳しくは曲目解説を参照)です。


メンデルスゾーンの『無言歌集』はそのように、深く個人的で私的で心の中の音楽だと思っています。”たかすぎるな。”さんのあたたかく、やさしい色彩の絵画は、そのような孤独な心に寄り添う音楽にぴったりで、今回のコラボレーションが実現しました。



アーティストのたかすぎるな。さんと
アーティストのたかすぎるな。さんと


歌詞を持つ楽曲については一部を朗読し、曲の背景や内容について対談を交えながら、音楽が詩の言葉を超えて聴き手の想像を広げていくような流れを目指しました。


メンデルスゾーンの他に演奏したブラームス、シュトラウスについても、元々の原曲には詩がついています。

いずれも、元々詩があるところに、作曲家が音楽をつけて作品を制作しています。


これらの偉大な作曲家にとってみれば、言葉よりも音楽の方が雄弁であり、伝えられる情報量はもっと多いのでしょう。

詩の世界を、言葉で収まりきらないニュアンスも含めて、多くの情報と共に表現することが可能になっています。音楽が詩の表現する世界を広げる役割を果たしていると思います。


音楽が描き出す心の風景や感情、情景を感じ取ることは、聴き手それぞれの内なる探究の時間でもあります。

この演奏会が、皆さまがご自身の心にそっと耳を傾ける場となっていたなら、これほど嬉しいことはありません。



たかすぎるな。さんが今回の演奏会の曲目にインスピレーションを受けて制作してくださった作品

Allegro con moto Op.38 No.6 “Duetto”
Allegro con moto Op.38 No.6 “Duetto”
Andante espressivo Op.30 No.1
Andante espressivo Op.30 No.1

2025年5月11日 (日曜) @渋谷美竹サロン


◉出演

ピアノ:若桑茉佑

チェロ:谷口賢記

ヴァイオリン:小林香音

Art |:たかすぎるな。


◉後援


Program

ブラームス | 2つの歌 Op.91(ピアノトリオ版) Brahms Zwei Gesänge , Op. 91


メンデルスゾーン | 無言歌集より(ピアノトリオ版) Mendelssohn Lieder Ohne Worte

1. Andante con moto Op.19 No.1

2.Andante espressivo Op.30 No.1

3.Allegro non troppo Op.38 No.2

4.Allegro con moto Op.38 No.6 “Duetto”

5.Andante espressivo Op.62 No.1

6.Andante tranquillo Op.67 No.3


メンデルスゾーン| 歌の翼に Mendelssohn Auf Flügeln des Gesanges


R. シュトラウス | 明日! R. Strauss Morgen!


メンデルスゾーン | ピアノ三重奏曲第2番ハ短調 Op.66 Mendelsssohn Piano trio No.2 in c moll, Op.66

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