昨日、いつもお世話になっている摂津響ザールでコンサートシリーズ第3回目の公演を行い、おかげさまで盛況のうちに無事終えることができました。GW中にも関わらず、また遠方からも、多くのお客様にご来場頂き、心より感謝申し上げます。
今回はウィーンの作曲家繋がりでシューベルトとクライスラーの作品、また、クライスラー、ブラームスとファリャによる3曲の民族舞曲をプログラムに入れました。
後半はチェリストの大熊勇希さんに加わって頂き、メンデルスゾーンによるピアノトリオを演奏しました。
Program
Schubert:Sonatina no.1
Kreisler: La gitana
Brahms: Hungarian no.1
Falla: Spanish dance
Mendelssohn:Piano trio no.1
Halvolsen: Passacaglia
高校二年生の時、初めて室内楽を演奏したのがこの”メントリ”でした。(vc.水野優也くん、pf.三浦舞夏さん)
思い入れのある大好きな作品を再び弾くことができ嬉しかったです。
(余談ですが、曲目解説をするにあたり、じっくり文献を漁って調べていたところ、コンサートプログラムに華を添えるような、魅力的な小品を数多く生んだ偉大な作曲家・演奏家のクライスラーが医学生だった時期もあると知り、とても親近感が湧きました。勉学や戦争への従軍の為に演奏家としてのキャリアを中断していたり、九死に一生を得ていたり、大戦後に敵国での演奏活動にあたり誹謗中傷を受けたり、様々な逆境にも負けずに、ソリストとして華々しい活躍をしていたんだなあと💬畏れ多くも少し勇気をもらった気がしました。)
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