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『Esprit~香りたつ音楽』_250224

  • 執筆者の写真: Kanon Kobayashi/ 小林香音
    Kanon Kobayashi/ 小林香音
  • 5月15日
  • 読了時間: 2分

更新日:7月5日




ピアニスト大崎由貴さんとの演奏会が終演しました。

場所は渋谷美竹サロン。


19世紀末から20世紀初頭、パリのサロンは創造の源泉でした。

音楽家、演奏家、詩人、画家など、その出身の文化も異なる芸術家が集い、互いに刺激を受け新たな表現が生まれた場でした。

今回のリサイタルでは、そんな時代のパリの作曲家と、彼らと交流があった作曲家の作品を中心に集めました。

公演タイトルである「Esprit」は、精神や才気・知性などを意味するフランス語で、 特に芸術の分野では、創造的なひらめきや感性を指すことがあります。 皆様の心に残る旋律や瞬間がありますように、願いを込めて演奏しました。



ジャン = マリー・ルクレール:ヴァイオリンソナタ第3番ニ長調

ラヴェル:ハバネラ形式の小品

フォーレ:子守唄

ストラヴィンスキー:ディベルティメント

ガーシュウィン:『ポーギーとベス組曲』(ハイフェッツ編)より抜粋

フランク:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ


実は今回のプログラムは数年前から構想していたものだったのですが、今回素晴らしいピアニストとご縁があったタイミングで今だ!とお願いしたのでした。


どれも私が好きな曲で、少しでも良さが伝わっていたらいいなと思います。


私にとっては3年ぶりの東京での演奏会で、今回お客様と新たな素敵な出会いもあり再会もあり嬉しかったです♪


いい音を探して時間をかけて準備してきた期間は私にとって必要な大事な時間で、演奏会を開催できて良かったと感じるとともにまだまだ弾きたい、聴いていただきたいという思いが強くなりました!


曲目解説も好評いただいたので、一部掲載したいと思います。ページ末リンクからぜひご覧ください。


今回は青柳いづみこ先生のご著書『パリの音楽サロンーベルエポックから狂乱の時代まで』や、セザール・フランクの愛弟子ヴァンサン・ダンディの『セザール・フランク』、ラヴェルと同時代に生きた批評家のジャンケレヴィッチによる『ラヴェル』にも大いに勉強させて頂きました!

この時代のパリの華やかさ、時代を作る才能たちの交流の話にはうっとりしてしまいます...


新幹線ですね
新幹線ですね

*曲目解説



*会場 渋谷美竹サロン

​住所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目12-8 ILA渋谷美竹ビル 2F渋谷美竹サロン


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