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チャイコフスキー『懐かしい土地の思い出 作品42』
チャイコフスキー『懐かしい土地の思い出 作品42』 1.瞑想曲 Méditation 2.スケルツォ Scherzo 3.メロディ Mélodie ロシア出身の作曲家チャイコフスキーが1878年に作曲しました。哀愁漂う第1曲目の『瞑想曲』、一転せわしなくリズムが刻まれ躍動感のある第2曲目の『スケルツォ』、アンコールピースとしてもよく演奏される有名曲である第3曲目の『メロディ』の3曲から成る小品集です。 完成するとパトロンであった女性に、感謝の印として送られました。 実は、チャイコフスキーがヴァイオリン協奏曲の第2楽章に取り組んでいて作曲されたのが第1曲目『瞑想曲』でした。つまり、協奏曲の緩徐楽章にするにしては『瞑想曲』は内容が薄いと判断し、改作して2つの楽章を後ろに追加し、今ある形の小品集になったのです。 この小品集はチャイコフスキーのパトロンであったナデーシュダ・フォン・メック夫人が所有していた ウクライナの田舎町 の領地であるブレイロフで作曲され、完成すると夫人に贈られました。 「私の作品をマルセル(夫人の財産管理人)に託して、あなた(メ
2020年10月29日


ウィニアフスキ『モスクワの思い出』
ウィニアフスキの『モスクワの思い出』は、ヴァイオリニストとして彼が1851年から1853年にかけて15-17歳の若さでロシアを演奏旅行して回った時の印象を基にして作曲されました。途中、単旋律で『赤いサラファン』のメロディが出てきますが、この曲は実はその民謡の変奏曲なのです。...
2020年10月29日


ファリャ『スペイン舞曲』(クライスラー編)
ファリャはスペインの作曲家で、マドリードでピアノと作曲を学び、舞台音楽作品を数多く作りました。作曲を学んだ師の影響で、スペイン民族音楽、とりわけフラメンコに興味を持ち、多くの作品にその影響が見られます。今回演奏する『スペイン舞曲』は、ファリャが1905年に作曲した"はかなき...
2020年10月28日


シュトラウス『ヴァイオリンソナタ』
R.シュトラウス: ヴァイオリンソナタ(1888年) 以下の文章は筆者の主観が入っている記事であることをご了承ください。※2024.3 一部を削除しました。 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)は後期ロマン派に分類されるドイツの作曲家です。...
2020年10月26日


エイミー・ビーチ 『ロマンス 作品23』
曲目解説 エイミー・ビーチ 『ロマンス作品23』 女性の作曲家として、誰を思い浮かべるでしょうか。女性の作曲家は今までの絶対数が少なく、男性作曲家に比べ、演奏機会は圧倒的に少ないのは皆さんが感じている通りです。 まず有名なのがロベルト・シューマンの妻のクララ・シューマン、フ...
2020年9月13日


イタリアの思い出
ヴァイオリンのおかげで、今まで様々な国に渡航してきました。コンクール、講習会、演奏旅行など… その中でも、とりわけ思い出深いのは、イタリアです。 9歳の時、先生に勧められて、初めてコンクールを受けました。それがイタリアで行われたコンクールでした。...
2020年9月6日


20.9.27 Ensemble Old Fashion
[演奏会のお知らせ] 9/27(Sun)に、横浜市鶴見区サルビア音楽ホールにて、運営に関わっているEnsemble Old Fashionの第12回公演を開催します。チャイコフスキーの弦楽六重奏曲の1stヴァイオリンも演奏します。...
2020年9月6日


読書録 - 小説が説得力を持つための技術
前回の読書は創造性が脳のどのような機能によって生み出されるかということでしたが、 今回は小説において、どのような点で小説家が創造性を発揮しているのか、ということについて知ることができました。 『若い小説家に宛てた手紙』バルガス=リョサ著 木村榮一訳 ...
2020年7月12日


#芸術的創造は脳のどこから産まれるか?
#芸術的創造は脳のどこから産まれるか? #大黒達也 先生 日本の音楽神経学の最先端を走っていらっしゃる先生が執筆した、最近出た本です。 まずとてもわかりやすく音楽の脳科学をまとめています。そもそも音楽を脳科学で説明する動きが盛んになったのはここ数十年のことで、今どんどん知...
2020年7月6日


20.06.09 ”儚さ”
夕日の写真を撮るのが好きだ。 刻一刻と変化する一瞬、移ろいゆく光を捉えたい、残したい。 夕日を見て、脳裏に過る言葉といえば” 儚さ ”だ。 儚さを感じさせるものに対して、私は心惹かれる。 古くから花、花といえば和歌の世界での桜、というのは儚さの象徴であって、幾多の歌人達...
2020年6月10日


『音楽嗜好症』- 音楽の受け取り方は千差万別。
読書録『#音楽嗜好症―脳神経外科医と音楽に憑かれた人々―』(Oliver Sacks)🧠🎼 数日前にネットニュースで話題になった、このピアニスト。(脳神経内科医の著者がちょうどこの本の中で紹介して有名になったようです。) ...
2020年6月9日


『芸術を創る脳』COVID-19と芸術の考察
読書録『芸術を創る脳 〜美・言語・人間性を巡る対話〜』 編:酒井邦嘉 言語脳科学が専門の酒井邦嘉先生が、芸術の各分野での第一人者の方々とじっくり1章ごとに対談。(指揮者の曽我大介さん、将棋の羽生善治さん、マジシャンの前田知洋さん、画家の千住博さん)。芸術の創作と鑑賞という、...
2020年4月25日


カンデル『なぜ脳はアートがわかるのか』2020.4.6
~アートの歴史(具象→抽象の流れ)、抽象画を見ることで脳内で何が起きるのかを理解できます~ 著者E.R.カンデル氏は 脳神経科学者。記憶の神経メカニズムに関する研究(アメフラシのエラ引っ込めの条件反射学習の性質を研究、長期記憶と短期記憶の解明に貢献)により、2000年にノー...
2020年4月6日


慶應義塾ポートレート掲載_2020.4.4
慶應義塾広報紙『塾』のPortraitコーナーに載せて頂きました。 塾生の保証人のご家族や、卒業生に送付される年4回の広報誌です。大変光栄な出来事で、とても嬉しく思います。Webからも見ることができまます。 ([塾] 2020 SPRING(No.306):[慶應義塾])
2020年4月5日


19.10.22~ コンクールinウクライナ🇺🇦
2019年10月、ウクライナのリヴィフという街で行われた、Oleg Krysa Competitionに出場しました。ビデオの審査を経て現地の第一次予選から参加しました。長い時間をかけて準備し、集大成のつもりでコンクール受けに来ました。 (第1次予選: Bach:...
2019年11月1日


母校の学校説明会での講演(2) 〜中高時代〜_2019.8.28
さて、今回は講演会の時にお話させて頂いた内容の中で一部をご紹介しようと思います。 [1]自己紹介 [2]中学・高校時代どんな生徒だったか?頑張っていたこと [3]中学・高校時代の時間の使い方・工夫 [1] 簡単な自己紹介...
2019年10月1日


19.8.28 母校の学校説明会での講演
母校・白百合学園のイブニング学校説明会にて”卒業生の話”として、中高生時代や大学生活についてお話しさせていただきました。 このような形で大好きな母校に恩返しできることは大変光栄であり嬉しかったです。ご推薦下さり、発表準備をお手伝い下さりました諸先生方に心より感謝申し上げます...
2019年8月28日


19.7.3 レクチャーコンサート
大阪府豊中市にてヴァイオリン製作レクチャー&無伴奏作品コンサートを行いました。
2019年7月3日


19.5.19 無伴奏ヴァイオリンコンサート
ヴァイオリンリサイタルシリーズ4回目
2019年5月19日


19.4.29 リサイタルシリーズ第3回目
昨日、いつもお世話になっている摂津響ザールでコンサートシリーズ第3回目の公演を行い、おかげさまで盛況のうちに無事終えることができました。GW中にも関わらず、また遠方からも、多くのお客様にご来場頂き、心より感謝申し上げます。...
2019年4月29日
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